学校法人セムイ学園 厚生労働大臣指定/愛知県知事認可専修学校

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東海医療科学専門学校

臨床実習前に知っておくこと!

血液透析は患者さんの血液を体外で浄化し再び体内に戻す治療法です。
この治療を週に3回、1回の治療時間4時間程かかります。

今回学生には患者さんの体験をしてもらうと共に医療スタッフとして様々なトラブルの対応をシミュレーションしました。

まずは、今回の実習の主旨を伝え、患者役、医療スタッフ役にわかれます。
患者役には予め基礎疾患や透析中に起こりやすい合併症を伝えており演じてもらいます。
患者役の学生はスタッフの対応など、様々な気づきを体験してもらいます。

また、今回のシミュレーションを行う上で血液回路には様々状況が作り出せるよう細工がしてあり、
透析治療中の静脈圧上昇、脱血不良、気泡混入などのトラブル発生を再現出来るようにしてあります。

併せて、透析治療中に患者さんが血圧低下などのイベントも発生するため、医療スタッフ役は対応を行います。
処置の方法は教員が患者状況に応じて1人1人に口頭試問を行いながら、方法を教えていきます。

最後はディスカッションです。
学生からは「警報が鳴っても機械しか確認せず、患者側をすぐに見てくれない事が不安」
「時々あっ!などの不要な発言が気になる」「何かする際にも丁寧に説明がありよかった」
「同じ目線で話してくれたことに安心がある」など、今回患者役を行ったからこその気づきが多くあった様子です。

今回のこの実習は臨床実習前に行う事で、臨床現場ではまず患者さんの気持を考える事の力を養えたのではと思います。
臨床実習で役立ててくれると良いです。

医療機器 大集合!!

当校に設置している医療機器の一部を集めてみました!
この動画に紹介している医療機器はすべて臨床工学技士が管理します。

臨床工学技士は、医療機器の管理や修理、人工心肺装置や血液浄化装置など生命維持管理装置の操作を行います。
医師や看護師とともに、医療機器のスペシャリストとして臨床工学技士はチーム医療の一員として活躍します。

特別講義~高気圧酸素療法

現場で働いている臨床工学技士を招いての講義です。
本日は、高気圧酸素療法についてです。

臨床工学技士のたまご~高気圧酸素療法特別講義

高気圧酸素療法は臨床工学技士が扱う医療機器の1つです。
大気圧より高い気圧環境にて酸素吸入を行う事で手足の先端まで行き渡り組織の修復や創傷治癒に対して効果を発揮します。
また、急性一酸化炭素中毒や突発性難聴など適応疾患は幅広い治療と言えます。

今までは教科書に記載ある内容の講義ですが、
実際の臨床現場の臨床工学技士の方の内容は多くの経験談や豊富な知識により説得力が違います。

臨床工学技士のたまご~高気圧酸素療法特別講義

この設備を有する病院は多くありませんが、近年の診療報酬改定によりこの治療の効果が認められ扱う施設が増えつつあります。
3年生は5月に今回学んだ高気圧酸素療法実習へ行きます。
今日の知識を実習先で活かして欲しいと思います。

屋上園芸部活動中!

屋上園芸部活動中!
最近は日中暖かい日が続いています。昨年植えた屋上のイチゴ160株が見事に花が咲き始めています。これから、受粉作業を行い、実が出きるようにします。

グリーンピースも一時期は鳥の被害が心配でしたが、実がつき始めました。

また、昨年枯れたと思っていた唐辛子に新たな芽がつき始めました。今年も唐辛子が育ちそうです。

今年も新たな新入生(臨床工学技士のたまご)の誕生です!

今年も新たな新入生の誕生です。

2022年4月1日に名古屋ガーデンパレスで行われた入学式の様子をお伝えします。

第35回臨床工学技士国家試験 壮行会を行いました。

いよいよ、2日後・・・3月6日は第35回臨床工学技士国家試験本番です。

今日まで、感染対策として多くの学生が自宅学習(Zoom)でしたが、久しぶりに学生全員が集まりました。
今日は、毎年恒例の国家試験ガイダンスです。

受験に関する注意事項を行い、その後、臨床工学技士の先生より熱いエールを送ります。

当学科では最後まで難易度の高い模擬試験を実施してきました、今日までよく着いて来てくれたと思います。

最後は、受験票、合格グッズを教員から学生へ1人1人に手渡しました。
学生さんのテンションはいつも以上に高いですが、
この1年で成長した表情は、頼もしいさも感じます。

今年も受験会場は大阪(大和大学)となるため、教員引率で明日より前泊します。
新型コロナウイルス感染がまだ心配ではありますが、最後まで気を抜かず体調管理を行い、
全力で国家試験に挑んで欲しいと思います。

そして、壮行会が終わり学生が帰宅したことを確認しにいくと・・

・・・・・他の学生が帰宅しても、最後まで勉強をしている学生が・・・

その最後までの努力がきっと合格に繋がります。

影のできない不思議なライト

最近、多くの医療系ドラマが放送されていますがその際、手術場面が登場することがあります。

そこには多くの医療機器が登場しますが、その1つに手術視野を見やすくするためのライトがあります。それが「無影灯」です。

無影灯はその字の通り、影が作られない灯りです。

通常のライドを使用すると、手術をする際に執刀医や助手、機器出しスタッフなどの手が手術部位に影が出来てしまいます。そのため手術の妨げにならないようにするため無影灯が必要となります。

最近の無影灯はハロゲンタイプからLEDデバイスを使用することで発熱を抑制するタイプが主流になりつつあります。

無影灯は光源を複数に配置することにより一部の光源からの影が出来ても、他方の光源が

影が出来ないように照らします。そのため無影灯の支持アームはある程度の可動域があり照らす方向・角度を変えることも可能です。

また、手術中に万が一停電が起きた際に手術部位の視野の確保が出来ないと多くの弊害があるため、無影灯は病院電気設備の安全基準では「無停電非常電源」に分類されており、停電が起きた際も瞬時にバッテリーに切替えられ、常に点灯した状態となります。

臨床工学技士は手術室の医療機器管理を行うため、機器的安全と電気的安全面からの日常管理を行っています。

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