学校法人セムイ学園 厚生労働大臣指定/愛知県知事認可専修学校

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東海医療科学専門学校

臨床工学技士の臨床実習前に知っておきたい心臓カテーテル検査について学ぶ

臨床工学技士の業務の一つである心臓カテーテル検査は、心臓病の診断や治療に欠かせない重要な方法です。
今回は、現場で働いている臨床工学技士の方からの講義を通じて、心臓の解剖生理から心臓カテーテル業務の流れ、デバイスの種類について学びました。

心臓は、左右に2つの室を持つ4つの部屋からなり、それぞれの部屋には弁があり、血液の流れを制御しています。
心臓カテーテル検査は、このような心臓の構造や機能を詳しく調べるための検査法です。

心臓カテーテル検査は、まず患者さんの体に細いチューブを挿入し、心臓内に進めます。
このチューブを通じて、心臓内の圧力や血流速度などを計測し、心臓病の診断や治療のための情報を得ます。
また、冠動脈が詰まった際に起こる、狭心症や心筋梗塞の治療にも際しても様々なデバイスを選択し治療のサポートを行うことが臨床工学技士の業務としてあります。

今回の講義内容を臨床実習で活かすためには、まずは心臓の解剖生理をしっかりと理解することが大切であり、また、実際にデバイスを使用する際には、手順を確実に把握し、安全に操作することが求められます。
臨床現場では多くの症例を通じて、実際に患者さんの診療に参加し、経験を積むことが重要です。

今回の講義内容から臨床工学技士としてのスキルを磨き、将来は臨床工学技士として患者さんの治療に対してチーム医療の一員として貢献してほしいと思います。

新たな臨床工学技士のたまごが誕生しました!

新学期がスタートし3学年合同朝礼を行いました。新入生と先輩達の初めての顔合わせとなります。臨床工学技士のたまごが新たに加わりました。まずは各教員の自己紹介を行います。その後は3年生代表が新入にむけてアドバイスを送ります。この挨拶は新入生にとって学校生活をはじめる際の心強い支えとなります。新学期がスタートし新入生は緊張していますが3年間頑張って欲しいと思います。

血液透析について知ろう:回路の各パーツ役割と安全性について

血液透析は、腎臓機能が低下している人々にとって必要な治療法です。血液透析は、血液中の毒素を除去し、体内の水分バランスを維持するために、血液を体外に導きダイアライザを使用してろ過(血液浄化)することによって行われます。

この治療法は、専門的な技術と機器が必要であり、安全性についての知識も必要です。

血液透析を行う為には、血液回路が必要となり、この治療法において重要な役割を果たします。回路は、チャンバーやサンプルポート、圧力モニタラインなど、多くのパーツから構成されています。回路の各パーツの役割を知ることは、患者の治療の安全性を確保するために不可欠です。

実習の終盤では回路の各パーツ役割を知るために、グループでのディスカッションを行います。ディスカッションにより、各パーツの機能や役割について深く理解することができます。また、今後のプライミング実習に活かすことができます。

以上のように、臨床工学技士として血液透析に携わるためには、回路の各パーツ役割と安全性についての知識が必要であり患者の治療の安全性を確保するためにも、回路の各パーツ役割を深く理解し、回路の安全性についても十分に注意する必要があります。

今回の実習内容を今後に活かして欲しいと思います。

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