学校法人セムイ学園 厚生労働大臣指定/愛知県知事認可専修学校

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東海医療科学専門学校

合同スポーツ大会開催決定!!

11月2日に合同スポーツ大会を実施します。
今日は、各クラス代表が集まり、スポーツ大会のルールや役員の説明会を実施しました。

またクラス毎のカラーが決まっているため、Tシャツ、はちまき、マスクなど何で色を揃えるかの話合いも進んでいます。

新型コロナウイルの影響で思うようにイベントが実施できなかったため、今回のスポーツ大会では感染対策をしっかりと行いながらも、
普段以上に盛り上がって欲しいと思います。

呼吸の管理を行う要~呼気弁の働きについて

人工呼吸器の呼吸の仕組みは、息を吸う時(吸気時)に人工呼吸器より加湿されたガス(空気)が送られ肺に入ります。息を吐く時(呼気時)は人工呼吸から送られたガス(空気)がとまり、呼気弁が開いて大気中に排出されます。

呼気弁は患者さんにしっかりと呼吸をしてもらうため吸気時には呼気弁がしっか弁の働きにて外にガス(空気)が漏れる事はありません。

また人工呼吸器には患者さんの状態に合わせた様々な呼吸モードがあり、その呼吸モードのコントロールを行う1つが呼気弁の働きとなります。

人工呼吸器の種類によって呼気弁の場所や構造が違いますが、基本動作は同じとなります。

呼気弁はシリコンで出来ていますが、実際に触れてみると非常に薄く煩雑に扱うと破れそうな形状です。しかし、このパーツ1つが患者さん呼吸管理の要である事には間違いありません。 教科書でも人工呼吸器についての勉強を行いますが、実習にて実際に見て、触れて、感じる実習を今後も行っていきます。

卒業生が遊びに来てくれました!

卒業生が遊びに来てくれました。
しかも、あまりの突然に Σ(゚Д゚)!! 
びっくりしましたが・・・

今回学校に来てくれた卒業生は2年前に卒業し現在、長野県の病院で働いています。
また、弟が現在、当学科の臨床工学科に在籍しており、
兄弟で臨床工学技士を目指します。

教員としては卒業生が学校に来て近況報告をしてくれることは非常にうれしく思います。
臨床工学科教員一同、いつでも学校にいますので、また近くに寄った際には学校に足を運んでくれるとうれしいです。

難解な構造を、1つ1つわかりやすく理解します

臨床工学技士として、透析業務に携わるには血液透析の原理を知ることは重要です。現在基礎工学実習では透析装置の仕組みについて学んでいますが、すべてを理解するのは無使いです。そのため透析装置で使用されている1つ1つのパーツ毎に理解を深め、来年の透析実習に繋げていきます。

今回は血液透析装置における除水ポンプの分解・観察・組立を行い原理と構造を理解しました。

除水ポンプは、透析患者さんの体に溜まった水分を取り除く行為(除水と言います)を行う役割を担っているため、透析治療において重要なパーツとなります。除水ポンプの構造は一見単純ですが奥が深く、精密です。組み立てる際に誤った方法で行うと治療に支障を来す可能性もあります。

講師は除水ポンプがどのように機能するか、またなぜ除水ポンプが透析治療に不可欠であるかについて、詳しく説明します。学生うちからこのような知識があれば、臨床実習や臨床現場で役立てることができると思います。

この差は大きい、お昼補習30分

後期授業がスタートし様々な補習が行われています。

今日は体外循環装置の補習が実施されています。貴重なお昼休みですが30分の補習時間を設けて復習を行っています。

30分補習時間は非常に短いですが、この30分の学習が今後の学習の理解に繋がると良いです。

街を綺麗することで、ココロもきれいになります

東海医療専門学校臨床工学科の1年生と社会活動同好会の学生で学校周辺の清掃を行いました。普段歩いている道や植え込みに、たくさんのゴミが落ちていることに驚きました。

ゴミ袋にゴミが溜まっていく様子を見て、綺麗になっていくという達成感と喜びを感じることができました。

またゴミを拾いながら、おしゃべりをしたり、散歩をしたり、体もリフレッシュできました。これからも毎月この活動を続けて、きれいな街づくりをしていきたいと思います。

クラスメートともっと仲良くなり、共通の目標に向かって協力し合える良い機会でした。この活動は、街をきれいに保ち、住みやすい街にするために大切な活動だと思います。

覗いた顕微鏡は別世界でした~血球観察

基礎医学実習は始まりました。今回は血液観察の実習です。

基礎医学実習では、4分野に分けて実習を行っていきます。

血球観察では血液サンプルが必要となるためランセットと呼ばれる血糖検査で使用する道具を使用します。針をセットしボタンを押すと一瞬だけ極細針が出て、少量の血液を採血することができます。

基礎医学実習~血球観察

その採血した血液と、濃度の違う溶液を3種類混和させ、観察を行いました。

まずは、ヒトと等張の生理食塩水(0.9%食塩水)です。

教科書で見るような円盤状の血球がたくさん見えました。見えた瞬間は、その数の多さに感動する学生もいたほどです。

『ほんの少しだと思ったのに、こんなにもぎっしりと血球が…』

基礎医学実習~血球観察

他の溶液は、0.3%食塩水、50%ブドウ糖溶液のどちらかを観察結果で推理していきます。

溶液Aは、先ほど見た血球が真ん丸に変化して見えたようです。学生のコメントは、『ミカンみたいに真ん丸で、ぷくぷくしている!』赤血球に水分が入り込んでいるようです。

溶液Bは、ぺしゃんこに見えるようです。『乾燥したわかめみたい…』食べ物のたとえが多かったのが印象的でした。

基礎医学実習~血球観察
基礎医学実習~血球観察

皆さんは、どちらがどの溶液なのか学生のコメントから推理できるでしょうか。

その答えを書くのが、今回のレポートです。

本格的なレポートを書くことが初めての学生、話し言葉ではない文章を書いていくのに一苦労です。見たものを、自分の言葉で文章にしていくことの難しさを実感しながら、他者が読んでも理解できるように表現していきます。

臨床実習に向けて文章力をつけながら、物事に取り組むときには疑問を持つ大切さを実感できる時間にしてほしいですね。

人工呼吸器~呼吸流量の原理を知る

人工呼吸器の実習が始まっています。

当校では人工呼吸器、体外循環装置、血液浄化装置の実習に関しては外部講師をお招きしてのより実践的な内容で行います。

本日の実習では、人工呼吸器の動作原理を学び、実際の人工呼吸器を見て呼吸流量の測定方法を理解しました。

人工呼吸流量計測には、差圧式呼吸流量計(ニューモタコグラフ)、熱線型呼吸流量計、超音波流量計などがありますが、今回は差圧式呼吸流量計(ニューモタコグラフ)、熱線型呼吸流量計の2つを実際に見て確認しました。

また、呼気弁のバルブの動きなども観察を行い教科書の内容を実際の人工呼吸器をみてより理解を深めました。

この人工呼吸器実習は学生にとってこれから臨床実習で学ぶ上でも重要となるため今後もしっかり学んで欲しいと思います。

メダ活報告2022.10

臨床工学科3年生の教室にはメダカ水槽があります。

(メダカの育成は半分は学科長の趣味をキッカケに始めました)

メダ活2022.10

先月から季節外れの産卵ラッシュ。1日に30~50個程度のたまごが採取できています。

本来ならばメダカのたまごは水草にくっつけられ、自然に孵化しますが、大人のメダカに食べられてしまう事と、孵化率を上げたいためメダカのたまごは別容器に移すようにしています。

メダ活2022.10

別容器には水道水+メチレンブルー溶液を2滴いれ、たまごをカビから守り孵化したら、針子(メダカの孵化したての子供)専用水槽にいれ大切に育てています。

今日、たまごを入れている別容器を覗くと50匹以上が孵化していたため針子専用水槽へ急遽移動。

学科長 毎朝のルーティン業務

今後のメダカの成長を見守りたいと思います。

透析装置の基本原理を知る~1年生

基礎工学実習(後期)が始まりました。今日は血液透析装置のカスケードポンプの機構を調べます。グループ毎に分解してスケッチをします。教員は各グループを巡回し、詳しい説明をします。

血液透析治療では、患者さんからの血液をダイアライザーに送り、そこで拡散と限外濾過により血液を綺麗にします。

透析装置カスケードポンプ分解
透析装置カスケードポンプ分解

カスケードポンプは、透析装置内の透析液の供給をする際必要な圧力を供給する、血液透析装置の重要役割となります。 カスケードポンプの仕組みを理解するために、生徒たちはグループに分かれカスケードポンプを分解し、さまざまなパーツのスケッチを作成します。

透析装置カスケードポンプ分解

その間に教員は各グループを回りながら、ポンプの仕組みについて詳しく説明します。

今回の実習内容は来年度に実施する透析装置オーバーホール実習に繋がる内容となるため理解して欲しいと思います。

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