学校法人セムイ学園 厚生労働大臣指定/愛知県知事認可専修学校

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東海医療科学専門学校

一瞬の判断が命を救う 救命講習で気づいた大切なこと

救命講習に参加し、多くの知識と技能を身につけることができました。

もしも目の前に急病者がいた場合、私たちには何ができるのでしょうか。
その一瞬の判断が救命率を大きく左右することを学びました。

病院の中でも、患者様が急変する瞬間があります。
その瞬間に適切な行動をとることができるよう、医療を学ぶ私たちは努力しています。
そうした思いから、私は臨床工学科の2年生として救命講習を受けることにしました。

一瞬の判断が命を救う ─ 救命講習で気づいた大切なこと

最新のガイドラインによれば、急病者の感染リスクを考慮し、人工呼吸よりも胸骨圧迫を優先する場合もあることを知りました。
正しい胸骨圧迫を行うためには、力強い圧力が必要であり、30回もの圧迫を続けることの重要性を実感しました。
長時間の対応には周囲の協力が欠かせないことも理解しました。
万一の時に備え、日々の練習が不可欠であることを教えていただきました。

この講習で学んだことを実際の場面で活かし、誰かの命を守る一助になりたいと思います。
先生方や名古屋市消防の皆様に心より感謝申し上げます。

国家試験対策の新たなスタート

臨床工学科3年生の臨床実習が無事に終了し、本日からは国家試験対策の新たな章が始まりました。

初めに、臨床工学技士国家試験と同様の分野と問題数をカバーする模擬試験を実施し、現在の実力を確認することからスタートです。

その後、私たちは学内独自の臨床工学技士国家試験テキストを生徒の皆さんに手渡しました。同時に、国家試験合格達成シートの活用方法についても丁寧に説明を行いました。

これからの段階では、皆さんには「合格」という名高い山頂に向かって、着実に成績を向上させていく必要があります。各自が立つ出発点は異なるかもしれませんが、志す目標は共通です。その目標である合格の山頂に向かうため、一歩ずつ着実に登りを進んでいく道のりが待っています。

日々の学習を振り返り、達成感を感じることができれば、それはまさに「上り坂」を進んでいる証です。逆に、楽な時期がやってきたなら、それは一つの「下り坂」だと捉えることもできるでしょう。

国家試験対策はこれからが本番です。これからの皆さんの努力を心から応援し、素晴らしい結果を期待しています!

夏休み臨床工学技士体験入学!特別企画

本日の体験入学は、腎臓解剖です。腎臓は、全身の代謝に関わる重要な臓器です。また、臨床工学技士として血液浄化療法に携わるため、身近な臓器でもあります。

まずは、腎臓の役割について簡単に説明します。腎臓は、血液中の老廃物や水分を排泄する働きをしています。また、血液の中の塩分や水分濃度を調節したり、赤血球を作るホルモンを分泌したりしています。

腎臓解剖では、まず腎動脈、腎静脈、尿管を確認します。その後、腎動脈より蛍光塗料を希釈したモノを注入します。注入後、腎臓を包丁にて縦切断し、ブラックライトに照らします。すると、腎皮質に無数のキラキラした粒を確認できます。このキラキラした粒が糸球体と呼ばれる所です。糸球体は、血液中の老廃物や水分をろ過する働きをしています。

今回の解剖体験では、腎臓の重要な個所である、糸球体を確認することです。授業では、糸球体のスケッチを行い、名称と役割を調べます。

腎臓は、私たちの体にとってとても大切な臓器です。この体験入学で、腎臓について学び、臨床工学技士に興味を持っていただければ幸いです。

久々の交流会で学生たちの笑顔あふれる一日に!

前期の授業も一区切りとなりました。今日は区切りの日であり、各学年で交流会が行われています。
臨床工学科2年生は、アイスクリームパフェを手作りして盛り上がっています。
一方、臨床工学科3年生はたこ焼きを教員と一緒に楽しんでいます。

久々の交流会ということもあり、久しぶりの笑顔や楽しい会話をたくさん耳にすることができました。
また、学生たちのマスクを外した表情も何年ぶりかに見たような気がしました。

新型コロナウイルス感染は完全に収束しているわけではありませんが、それでも少しずつ、以前のようなイベントを復活させていきたいと思います。
皆が感染対策に協力しながら、少しずつ日常を取り戻していく様子は、希望を感じる瞬間でもあります。

交流会を通じて、クラスメイトや教員とのコミュニケーションは非常に重要です。
これからもこのようなイベントを大切にして、学生たちが笑顔で充実した学生生活を送れるようサポートしていきたいと思います。
感染予防対策をしっかりと講じながら、楽しい学びの場や交流の場を提供していきます。

清掃の力 -学校周りの環境整備とSDGs-

当校では、社会活動同好会が存在して活動しています。この同好会は、SDGs(持続可能な開発目標)の実現に向けて様々な取り組みを行っています。

その1つが、学校周りの環境整備です。
毎月の始めに行われる学校周りの環境整備としてのゴミ拾い活動を行っています。
8月に入り、気温が高くなる中でも多くの学生が自発的にこの活動に参加している姿には感動します。

これからもこのような意義深い活動を継続していくことを心から望みます。
SDGsの目標を実現するために、地域社会との連携を強化し、持続可能な未来の実現に向けて更なる成果を上げて行きたいと思います。

社会活動同好会は、個々の力が集まって大きな影響を生み出す力を持っています。
これからもさらなる活動の拡充や新たな取り組みを通して、より広範な社会への貢献を目指してい行きたいと思います。

医工学治療学最後の授業で、学生が自分の研究テーマについて発表!

医工学治療学最後の授業は、学生が興味を持った内容についての研究発表です。
演題の中には、教員の視点では発想できないような発表もありました。

この機会を通して、学生たちは、自分の研究テーマについて深く理解し、より具体的な研究計画を立てることができます。また、これらの発表は、教員にとっても新しい知見であり、非常に有益なものとなっています。

いよいよ国家試験対策が始まります!

臨床工学科3年生の臨床実習も無事に終了し、報告を兼ねて、今後のオリエンテーションを行いました。

臨床実習を終了し、一回り成長した様に思えます。
これからは気持ちを切り替え国家試験対策が始まります。

縁日気分

メダ活部、活動中!!
メダカ桶の直射日光を防ぐために簾を設置。

それに合わせて、夏祭りのデコレーションをしてみました。

少しですが、縁日の雰囲気ある屋上になっています。

日本臨床工学会に参加しました~卒業生の活躍

第33回日本臨床工学会に参加しました。
今年は広島県で3日間の日程で行われました。

例年に比べて参加人数が多いといった声も聞かれる中、本校の卒業生の姿も見られました。堂々と発表し、座長の質問にも的確に回答しており、成長した姿に感動しました。

私の方も演題発表をしておりますが、多くの方のご理解とご協力をいただき無事に終えることができました。

また最終日の早朝に、今回は会場が広島ということもあり、当学科の学生も協力してくれた折り鶴の奉納を行いました。

来年の日本臨床工学会は福井県で行われます。

災害に備えてできること

血液浄化療法の前期最後の授業では、災害対策をテーマにして授業を行います。

災害対策の基本は、まずは災害をイメージすることとして、過去に起こった大きな震災の写真や映像を見ます。
この学年の学生は阪神淡路大震災が起きた時にはまだ生まれていない世代です。
また、東日本大震災の時は小学生(8歳)との事で、まだ少し記憶があるようです。

映像教材には以下の内容が紹介されています。

「津浪と人間」 寺田寅彦
自然は過去の習慣に忠実である。
紀元前二十世紀にあったことが、
紀元二十世紀にも同じように行われるのである。

今からのその時に備えるのがなによりも肝要である。
唯一の方法は人間が
もう少し過去の記憶を忘れないように努力するより外はないのであろう。

これからも過去の記憶を風化させないためもに、来年も災害をテーマにした授業を続けていきたいと思います。

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