学校法人セムイ学園 厚生労働大臣指定/愛知県知事認可専修学校

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東海医療科学専門学校

いのちの授業~膵腎同時移植といういのちの贈り物

臨床工学科2年生にて「いのちの授業」を行いました。

これは、膵腎同時移植を受けた患者さんからの特別授業です。

糖尿病発症から透析導入までの道のりや、その過程で患者さん自身や家族が感じた思い、そして医療従事者からの声かけやサポートがどれだけ助けになったかなどについてお話を伺いました。

特に、臓器提供を受けた方が感じる葛藤や、臓器提供をしてくださった家族の思いについての話は、深く心に響きました。また、日本での移植は2%の奇跡であり、移植をするドナーとレシピエント双方が家族とのコミュニケーションが大切であることを学びました。

同じ家族でも、知らないことが多く、話し合いが必要だということです。

もし臓器提供について考えているなら、一度でも家族と話し合うことの大切さを知りました。

私たちは臨床工学技士として、医療従事者や患者さんと話す機会が多いですが、患者さんの家族の思いを知ることはなかなかありません。そこで今回の特別授業は、これから医療従事者を目指す学生にとって非常に貴重な経験になったのではないでしょうか。

臨床工学技士の臨床実習前に知っておきたい心臓カテーテル検査について学ぶ

臨床工学技士の業務の一つである心臓カテーテル検査は、心臓病の診断や治療に欠かせない重要な方法です。
今回は、現場で働いている臨床工学技士の方からの講義を通じて、心臓の解剖生理から心臓カテーテル業務の流れ、デバイスの種類について学びました。

心臓は、左右に2つの室を持つ4つの部屋からなり、それぞれの部屋には弁があり、血液の流れを制御しています。
心臓カテーテル検査は、このような心臓の構造や機能を詳しく調べるための検査法です。

心臓カテーテル検査は、まず患者さんの体に細いチューブを挿入し、心臓内に進めます。
このチューブを通じて、心臓内の圧力や血流速度などを計測し、心臓病の診断や治療のための情報を得ます。
また、冠動脈が詰まった際に起こる、狭心症や心筋梗塞の治療にも際しても様々なデバイスを選択し治療のサポートを行うことが臨床工学技士の業務としてあります。

今回の講義内容を臨床実習で活かすためには、まずは心臓の解剖生理をしっかりと理解することが大切であり、また、実際にデバイスを使用する際には、手順を確実に把握し、安全に操作することが求められます。
臨床現場では多くの症例を通じて、実際に患者さんの診療に参加し、経験を積むことが重要です。

今回の講義内容から臨床工学技士としてのスキルを磨き、将来は臨床工学技士として患者さんの治療に対してチーム医療の一員として貢献してほしいと思います。

新たな臨床工学技士のたまごが誕生しました!

新学期がスタートし3学年合同朝礼を行いました。新入生と先輩達の初めての顔合わせとなります。臨床工学技士のたまごが新たに加わりました。まずは各教員の自己紹介を行います。その後は3年生代表が新入にむけてアドバイスを送ります。この挨拶は新入生にとって学校生活をはじめる際の心強い支えとなります。新学期がスタートし新入生は緊張していますが3年間頑張って欲しいと思います。

血液透析について知ろう:回路の各パーツ役割と安全性について

血液透析は、腎臓機能が低下している人々にとって必要な治療法です。血液透析は、血液中の毒素を除去し、体内の水分バランスを維持するために、血液を体外に導きダイアライザを使用してろ過(血液浄化)することによって行われます。

この治療法は、専門的な技術と機器が必要であり、安全性についての知識も必要です。

血液透析を行う為には、血液回路が必要となり、この治療法において重要な役割を果たします。回路は、チャンバーやサンプルポート、圧力モニタラインなど、多くのパーツから構成されています。回路の各パーツの役割を知ることは、患者の治療の安全性を確保するために不可欠です。

実習の終盤では回路の各パーツ役割を知るために、グループでのディスカッションを行います。ディスカッションにより、各パーツの機能や役割について深く理解することができます。また、今後のプライミング実習に活かすことができます。

以上のように、臨床工学技士として血液透析に携わるためには、回路の各パーツ役割と安全性についての知識が必要であり患者の治療の安全性を確保するためにも、回路の各パーツ役割を深く理解し、回路の安全性についても十分に注意する必要があります。

今回の実習内容を今後に活かして欲しいと思います。

結果発表!その時学生は?!

本日は第36回臨床工学技士国家試験の合否発表です。

当校では、国家試験後に模範解答を作成し、学生に結果発表を行っています。

今回は国家試験会場(大阪会場)の様子から結果発表の様子をまとめました。

学生の歓喜、笑顔、涙と様々な様子ですが、3年間の頑張ってきた結果と言えます。

4月からは臨床工学技士として臨床現場に旅立ちます!

「臨床工学技士のたまご」から成長する日

今日はセムイ学園卒業式を名古屋ガーデンパレスにて行いました。

臨床工学科は16期生の卒業式です。

今年の16期生の卒業生の国家試験対策に相当な思い入れがあるため、いつになく考え深いものです。

学生指導中の苦労も、今日という卒業式が苦労から感謝に変わる瞬間でもあります。

卒業式の後の謝恩会では、3年間の軌跡を上映。思い出を振り返ります。

また、ビンゴ大会では1位がPlayStation5という豪華景品に学生のテンションもMaxです。

今までは「臨床学技士のたまご」でしたが、これからは殻を破り成長していきます。

学生の皆さん、卒業おめでとう!

また、いつでも学校に遊びに来てください!

教員からの熱い激励!第36回臨床工学技士国家試験壮行会

2023.03.05(日)は、第36回臨床工学技士国家試験 本番です。
本番を迎えるにあたり、壮行会を行いました。
これまで、多くの問題を解き、時には挫折もしながら今日を迎えました。
学生の様子は緊張もありますが晴れ晴れとした表情です。
教員から学生に向けて熱い激励をされ、学生の様子は緊張もありますが晴れ晴れとした表情です。
教員一同、全員の合格を願っています!
頑張ってきてください!

本物よりも本物らしく

臨床工学科2年生の情報処理工学の授業にて、MicrosoftPowerPointの授業がありました。

メインはプレゼンテーションとなりますが、PowerPointの使い方を学ぶ際に作図の1つとしてオートシェイプ機能を学んでいます。

このオートシェイプは基本図形(丸や四角、直線、曲線など)を組み合わせて図を作成しますが、少し時間をかけることで今回紹介するような医療機器も描く事ができます。

実際の写真をお手本にして、作成しますが、見た目は本物(写真?!)と見間違うほどの仕上がりです。

学生のスキルの高さにビックリです!

臨床工学科1年生モデルデビュー?!

来年度、臨床工学科をPRするパンフレット撮影がおこなわれました。モデルは臨床工学科1年生。

最初は緊張気味だった1年生も、最後には笑顔が見えました。

撮影は終始和やかな雰囲気で行われ、予定時間をオーバーする程です。

パンフレットの完成が楽しみです。

現在の実力はどの辺り?

3学年合同模擬試験を実施しました。臨床工学科では毎年この時期に実施して、1年間の成果を試します。

試験問題は1~3年生まですべて同じ問題、臨床工学技士国家試験と同じ出題範囲です。一年生は当然ですが、すべての問題を解くことは出来ませんが、将来の目標となる国家試験問題を知っておくことは大切です。

最後は、1~3年生すべての得点順位を発表します。
3年生は上位になるのは当然ですが、中には2年生で飛び抜けた成績の学年もいます。

1・2年生は来年は今年以上の点数を目標に、3年生は国家試験合格を目指し頑張ってください。

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