臨床実習ガイダンスを行いました。
2020.09.14
2020.09.14
2020.07.19
本日の体験入学は、ブタの腎臓解剖でした。
ソーシャルディスタンスを実行し、また感染対策は万全の体制での実施です。
簡単な腎臓機能の話を行い、実際に解剖を行いますが、今回の目標は「糸球体」の確認です。
腎臓1つに糸球体と呼ばれるろ過する場所は100万個あります。
腎動脈・静脈、尿管を剥離し、蛍光塗料を注入します。
その後、ブラックライトで照らしてみると、糸球体1つ1つが光って確認することができます。
臨床工学技士にとって、腎臓は血液浄化療法に繋がる大切な臓器となります。今日の体験入学で少しでも臨床工学技士に興味をもって頂ければと思います。
2020.07.03
2020.07.01
電気工学の実験を行いました。
オームの法則から勉強を始め、計算はできるようになってきました。
そこで、理論値と計測値があっているかという確かめを実験によって証明していました。
今回はキルヒホッフについての演習です。
キルヒホッフは電気工学において電流の流れを知るための法則です。
事前に与えられた電気回路の計算を行い、その後実際の回路を使い実測を行います。
実測には、ブレッドボードという実験用具を使って、抵抗・乾電池をつなげて測定値を出していきます。
電卓を使用して計算を行います。
何度計算しても数値が正しく出ない学生さんや、つなぎ方が違って正しい数値が出ない学生さんがいたりと、それぞれが奮闘していました。
4人1テーブルで実験を行っていたため、近くの学生さんたちが助け合って実験を進めていました。
測定した数字が、予測範囲内に収まったときなどは、よし!と喜びの声も聞こえました。
紙上の計算が実証され、理解が深まったかな?
電気工学は観察力・想像力も必要ですね
2020.06.29
もし突然心臓が止まってしまったら・・・
心臓は常に一定のリズムで動いています。
しかし、”不整脈”というリズムが乱れてしまうこともあるのです。
その時に活躍するのが除細動器です。
治療機器学を学ぶ一年生は、この除細動器を実際に触ってみました。
ドラマで見たことある!という学生さんもおり、実際に手に取ってスイッチをひねってみました。
両手の平にパドルを載せてみると、ピッ・ピッ・ピッと何かの波形が出てきます。画面に出てくる波形は心電図、そのことが分かると、筋肉に力を入れてみたりと波形の変化を観察していました。
実際に患者さんに対して操作をするのは医師が行いますが、準備や出力設定などの機械操作を臨床工学技士は行うのです。
どのスイッチが何を意味するのか、班ごとに分かれていろいろと試していました。
町の中にはAED(自動除細動装置)があります。どんなアナウンスが入って、どんな機能があるのか実際に音声を聞きました。
実際に触ってみると理解が深まるようで、教室とは違った表情が印象的でした。
2020.06.27
治療機器では電気メスの実習を行いました。
今回の材料は、木綿豆腐、豚肉スライス、鶏むね肉、チーズ、バター、ゼリー、煮干し、オレンジ、スライスジャーキーなどです。(お弁当の食材に近いですね。)
それぞれの班ごとに分かれて実際に材料を切ってみます。
メス先の変化にとても驚いた表情です。
火花らしきものを観察したり、煙がたくさん出る材料であったりと、班によっておこる反応は様々です。
ジュ―ッと焦げたニオイが実習室に充満しました。
材料によってもニオイの出かたが違ったりと試行錯誤していました。
出力設定を変えてみたり、材料によって変化が違うことに気付いたりとグループごとにディスカッションをしていました。
授業で聞いただけでは体験できないことをたくさん経験して、電気メスの理解が深まった時間だったと思います。
2020.06.21
投稿が遅くなってしまいましたが、新入生オリエンテーションの際に行った、手洗い演習の様子です。
当校でも新型コロナウイルス対策が行われています。
感染防止の基本は、手洗い(手指衛生)です。
”もしもしカメよ、カメさんよ~”とみんなで歌いながら手のひら手首の隅々まで洗いました。
出会って2日目の仲間ですが、みんなで確認しあいながら手洗いをしていました。
新型コロナウィルス感染症が猛威を振るう中で、自分を守る方法の第一は手洗いです。
正しい手洗いは医療従事者の第一歩です。忘れず実施してほしいですね。
2020.06.14
血液浄化療法の実習にてプライミング実習を行いました。
プライミングとは、組み立てたダイアライザと血液回路内を生理食塩液で満たすことを言います。
近年、このプライミングは透析装置の技術の進歩とともに、透析液を使用した自動プライミングが普及しつつあります。
しかし、あえて学校教育では手動でのプライミング方法を学びます。
それにより、今後の授業における治療中のトラブルシューティングのイメージをつけやすくするとともに対処の方法を学びます。
まずは、指導教員が実際の方法を実践します。
学生はその方法を記録し、グループに分かれて実習となります。
また、今回の実習の1つの目的に、誰が見ても理解できる、マニュアル作成が課題としてあります。
説明を聞いた後、理解したつもりでも、いざ自分で行ってみると、細かいところがわからず、再度確認し、記録を取っていきます。
プライミングは血液浄化療法を行う上で、大切な治療準備の1つです。
また、プライミングは毎日患者さんの人数分行う必要があります。
それ故に、このプライミングの手技をしっかりとマスターしなければ毎日の透析を受けている患者の治療の安全は守れません。
血液浄化の治療には多くの臨床工学技士の人たちが従事しています。
血液浄化の治療において患者さんの安全を確保する一つの業務がこのプライミングであると言えます。
今回の実習内容を是非とも、臨床の現場で役立ててください。
2020.03.27
3月26日は、第33回臨床工学技士国家試験の合格発表です。
卒業式は終えていますが、何人かの学生が実習室に集合し合格発表の時を待ちました。
発表は医療機器センターのホームページに受験番号が掲示されます。
自分の番号を確認し歓喜が上がります。
当校、今年も受験者全員合格100%!!
三年連連続、全員合格100%の快挙達成です。
今後も学生の笑顔を見れるよう教員一同頑張っていきます!
2020.03.23
先日、当校にて卒業式が行われました。
今年度はコロナウイルスの影響もあり、当初名古屋ガーデンパレスでの3校合同ではなく、
各学科、各教室で行う卒業式となりました。
卒業式の規模は縮小されましたが、教員一同頑張り、手作り感のある卒業式となりました。
良い意味で印象に残る卒業式でした。
思い返せば、国家試験対策を行っても結果に繋がることが難しく、
やり甲斐のある学生達でしたが、
ココまでよく、多くの課題や補習などに、
着いてきてくれたと思います。
教員としてこの卒業式は、いままでの苦労が学生への「感謝」に変わる瞬間でもあります。
これからは、現場で新たなスタートとなりますが、頑張って欲しいと思います。
また、近況報告で学校に遊びに来てください。
みなさんの活躍を、陰ながら応援しています!!
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