学校法人セムイ学園 厚生労働大臣指定/愛知県知事認可専修学校

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東海医療科学専門学校

新型コロナウイルス対策~手洗い演習をおこないました

投稿が遅くなってしまいましたが、新入生オリエンテーションの際に行った、手洗い演習の様子です。

当校でも新型コロナウイルス対策が行われています。
感染防止の基本は、手洗い(手指衛生)です。

”もしもしカメよ、カメさんよ~”とみんなで歌いながら手のひら手首の隅々まで洗いました。
出会って2日目の仲間ですが、みんなで確認しあいながら手洗いをしていました。
新型コロナウィルス感染症が猛威を振るう中で、自分を守る方法の第一は手洗いです。

正しい手洗いは医療従事者の第一歩です。忘れず実施してほしいですね。

血液透析に必要不可欠!プライミング実習

血液浄化療法の実習にてプライミング実習を行いました。
プライミングとは、組み立てたダイアライザと血液回路内を生理食塩液で満たすことを言います。

近年、このプライミングは透析装置の技術の進歩とともに、透析液を使用した自動プライミングが普及しつつあります。
しかし、あえて学校教育では手動でのプライミング方法を学びます。
それにより、今後の授業における治療中のトラブルシューティングのイメージをつけやすくするとともに対処の方法を学びます。

まずは、指導教員が実際の方法を実践します。
学生はその方法を記録し、グループに分かれて実習となります。

また、今回の実習の1つの目的に、誰が見ても理解できる、マニュアル作成が課題としてあります。
説明を聞いた後、理解したつもりでも、いざ自分で行ってみると、細かいところがわからず、再度確認し、記録を取っていきます。
プライミングは血液浄化療法を行う上で、大切な治療準備の1つです。

また、プライミングは毎日患者さんの人数分行う必要があります。
それ故に、このプライミングの手技をしっかりとマスターしなければ毎日の透析を受けている患者の治療の安全は守れません。
血液浄化の治療には多くの臨床工学技士の人たちが従事しています。

血液浄化の治療において患者さんの安全を確保する一つの業務がこのプライミングであると言えます。
今回の実習内容を是非とも、臨床の現場で役立ててください。

臨床工学技士国家試験 全員合格100%~三年連続の快挙達成!!

3月26日は、第33回臨床工学技士国家試験の合格発表です。
卒業式は終えていますが、何人かの学生が実習室に集合し合格発表の時を待ちました。

発表は医療機器センターのホームページに受験番号が掲示されます。
自分の番号を確認し歓喜が上がります。

当校、今年も受験者全員合格100%!!
三年連連続、全員合格100%の快挙達成です。

今後も学生の笑顔を見れるよう教員一同頑張っていきます!

 

苦労が感謝に変わる瞬間~臨床工学技士のたまご 卒業式

先日、当校にて卒業式が行われました。
今年度はコロナウイルスの影響もあり、当初名古屋ガーデンパレスでの3校合同ではなく、
各学科、各教室で行う卒業式となりました。
卒業式の規模は縮小されましたが、教員一同頑張り、手作り感のある卒業式となりました。
良い意味で印象に残る卒業式でした。

思い返せば、国家試験対策を行っても結果に繋がることが難しく、
やり甲斐のある学生達でしたが、
ココまでよく、多くの課題や補習などに、
着いてきてくれたと思います。

教員としてこの卒業式は、いままでの苦労が学生への「感謝」に変わる瞬間でもあります。

これからは、現場で新たなスタートとなりますが、頑張って欲しいと思います。

また、近況報告で学校に遊びに来てください。

みなさんの活躍を、陰ながら応援しています!!

今年も全員合格100%を目指して頑張ってきます!!

3月1日(日)の第33回臨床工学技士国家試験まで残り2日。
毎年恒例のガイダンス、壮行会を行いました。

臨床工学技士国家試験の会場は全国で4箇所(札幌、東京、大阪、福岡)です。
当校は大阪会場で受験します。そのため、全員で大阪のホテルに前泊します。

まずは、担任より大阪への移動、国家試験受験についての諸注意、説明があります。
その後、毎年恒例の合格グッズを一人一人に手渡していきます。
また、今年はコロナウイルスの影響により、マスクとウエットティッシュ(アルコール入)も渡しました。

最後は臨床工学科の先生より、学生に激励を送ります。
今年も全員の合格(100%)を目指して頑張ってきます!!!

絶対に間違えてはいけない問題を確実に習得する!!~臨床工学技士国家試験対策(支援システム)④

今回は、学生への試験結果のフィードバックについてです。

先回、学生データ分析の説明をしました。
学生への模擬試験結果のフィードバックの方法は、SQLサーバーデータ蓄積結果を一覧にしたものを渡しますが、もう1つ秘策があります。

それは、模擬試験が終了するたびにクラスの得点率と、学生個人の比較を行い、絶対に間違っていけない問題をピックアップしメールで伝えます。

今回の下の画像は、ある模擬試験において、クラス内得点率が70%以上ある問題にも関わらず、間違ってしまった問題リストです。
学生メール
成績向上が伸び悩んでいる学生に対し、何の問題から行って良いか悩んだ時にはこの結果一覧が役立ちます。

徹底なる”データ分析”が臨床工学技士国家試験を制する!!~臨床工学技士国家試験対策(支援システム)③

今回は、臨床工学技士国家試験の学生データ分析です。

当校はこのシステムを構築してからの補習はかなりのピンポイントで行うことが可能となりました。
年間を通じて、多くの模擬試験を行いますがその学生1人1人の結果も無駄にはしません。
マークシート情報を、当校システムSQLサーバーに蓄積をします。

模擬試験結果(一覧)
模擬試験結果(レーダーチャート)

その結果、学生の現在の得意分野、苦手分野が数値として見ることができます。
また、過去のとの比較も可能であるため、分野毎の科目に注視し成績が伸びてきているのか、下がっているのかも判断ができます。

模擬試験結果(グラフあり)

従来は、模擬試験では合格水準の60%(108点)を超えていれば大丈夫と判断していましたが、
現在は合格水準に達していても、科目毎の分析を行い、苦手科目があれば補習へ参加させるなどの対策にも繋げています。

臨床工学技士国家試験をさらに、極める!!方法とは・・・?!~臨床工学技士国家試験対策(支援システム)②

先回のブログにて、臨床工学技士国家試験「問題作成支援システム」の内容を説明しました。

今回は臨床工学技士国家試験問題を元に、さらに成績を上げるシステムの紹介です。

どの養成校も同じ悩みを抱えています。
それは、過去の国家試験問題をおこなう回数が多くなると、「答えを覚えてしまい対策にならない」という悩みです。

そこで、開発をしたのが、臨床工学技士国家試験「シャッフル問題」です。
臨床工学技士国家試験は5択のマークシートですが、このシステムは過去問題の5択の並び順をシャッフルさせ新たな問題に作り替えます。
シャッフル問題(問題)

シャッフル問題(解答)

さらに、5択問題には1.abc 2.abe 3.ade~など複数を導く問題がありますが、このシステムは選択肢のa.b.c~が消えすべて選択肢1.2.3.~と表記されます。

学生の模擬試験でシャッフル問題を行う際は、解答(マークシート)をする際、マークシートを塗るカ所が1つなのか、2つなのか、3つなのか?は、問題文を読み解き、全ての選択肢1つ1つを注視する必要があるため相当な集中力が必要となります。

また、全てのマークシートの塗ったカ所が「全一致」で1点となるため、今までうろ覚えや感覚で解いていた問題はすべて正解できなくなります。
実際には通常形式の国家試験問題の平均140点の学生も、シャッフル問題になると 61点まで得点が下がります。

当校は、この時期学生の模擬試験はすべてシャッフル問題を活用し、今まで数多く行ってきた臨床工学技士国家試験問題の過去問をさらに完璧な習得を目指し、国家試験に挑みます!!

作文コンテスト表彰式が行われました。

作文コンテストの表彰式が行われました。
このコンテストはSNSなどのコミュニケーションツールの普及に伴い、
文章を書くことを苦手とする学生が増えている。
在校生を対象とした作文コンテストを開催することで文章表現に対する意識及び技術の向上を目指します。

テーマは、セムイ学園に入学して良かったこと。自分が成長できたことになります。
臨床工学科からは3名の学生が受賞し、表彰されました。

セムイ学園作文コンテスト01

セムイ学園作文コンテスト02

【秘策】臨床工学技士国家試験対策の取り組み~臨床工学技士国家試験対策(支援システム)①

第33回臨床工学技士国家試験が3月1日(日)に実施されます。
当校も全員が合格するため、様々な取り組みを行っています。
そこで、今回より「臨床工学技士国家試験対策支援システム」の紹介をしたいと思います。

まず、当学科ではデータベースソフトAccess(マイクロソフト社)を使用し、過去の国家試験問題すべてデータ一元化しています。
そのため、データ蓄積としてSQLサーバーを導入し、どの教員のパソコンからでもデータ修正等の同時アクセスを可能としています。

<問題作成支援システム>
この問題作成支援システムは過去の問題第〇回~〇回と絞り込みができ、また、各分野毎の印刷も可能です。
練習問題印刷(分野別)

練習問題印刷(分野別)印刷プレビュー

また、模擬試験形式の印刷に関しても、最低限の設定(国家試験〇回、問題数など)を行えば、後はAccessが自動で問題を抽出、作成まで行います。
学生は練習問題の作成依頼をした場合、100問程度であれば、依頼から作成→渡すまでの作業が5分程度で行えます。この時期になると毎日のように問題作成依頼があり、自主勉強を行っています。
試験問題印刷(分野別)

学生への国家試験対策の支援では欠かすことの出来ないシステムとなっています。
 
 
→次回は、国家試験問題をさらにパワーアップさせたシステムの紹介です。

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