3月10日はオープンキャンパス!
2019.03.07
こんにちは、歯科技工士科の山口です。
本科2年生に続き、本科1年生も今週で全ての授業が終了し、学校内がすこし静かになりました。
今週いっぱいは学校を開放して、自由に勉強や実習を行えるようにしています。
学校へ来てお友達と話をしながら、春休みの課題などを進める1年生をチラホラ見かけます☺
さて、今週の3月10日の日曜日はオープンキャンパスがあります!
参加回数によって内容が変わるのですが、今回は参加1回目で行う「歯の着色」について軽くご紹介をしたいと思います。
昔と比べ最近は、技工業界でもパソコン上でデザイン(設計)をした歯を機械で削り出し、技工物を製作することが増えてきています。(CAD/CAMシステムといいます)
今回はその“削り出した歯”に着色をしていきます。
光を当てると硬化するタイプの材料を使用し、着色をします。
※同じような材料で身近なものだと、レジンアクセサリーやジェルネイルがあります。
着色(ステイン/ステイニング)のポイントは・・・
▼溝の深いところの色を濃くする
▼色に濃淡を付けて立体感・メリハリを出す
▼アレンジを加えて虫歯っぽくしたりすることも可能!
です!
↑①絵具のような要領で歯に色をのせていきます。
※奥に見えるのが、着色用の材料です。
↑②のせた絵具を溝に沿わせて、深い溝の部分に色が濃くのるようにします。
↑③光を当てる器械へ入れ、光を当てます。(光重合器/光照射器)
↑④左が着色したもの、右が無着色のもの。
もちろん白くて綺麗な歯が理想ではあるのですが、残っている歯との調和を図るのも大切なので、人によっては濃い色の歯が口腔内ではばっちり合う!ということもあります。
大まかな形態は似てはいますが、1人1人歯の大きさや形や色が異なります。
色々な歯があることをオープンキャンパスを通じて、まずは知って頂けると嬉しいなぁと思います。
是非お気軽にお立ち寄りください!☺
(歯科技工士科 山口)