学校法人セムイ学園 厚生労働大臣指定/愛知県知事認可専修学校

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東海歯科医療専門学校

スポーツデンティスト 佐々木先生

歯科医師でスポーツデンティストの資格を取得されている 佐々木 隆之先生をお招きし、スポーツマウスガードの重要性や製作法をご講義いただきました。

スポーツマウスガードは、装着した選手自身の歯や身体を守るだけではなく、接触した相手の選手のケガを防ぐ役割もあります。また、噛み合わせを調整することで、選手のパフォーマンスを向上させる効果についても研究されています。

歯や口腔内のプロである歯科医師や歯科技工士が製作する大切さについてもご講義いただき、学生さんは歯科技工士という仕事の重要性を再認識していました。

1年生:美術とデザイン

本科1年の授業にお邪魔してきました♪

今回は「美術とデザイン」の授業です。

毎年、美術家の先生に影の付け方や観察力などを指導して頂いております。

最初の授業では立体物の鶴を折り、平面の画用紙にデッサンをする授業で鶴を折るところからスタートしました。久しぶりの学生もいれば、初めての学生もいてお互いに教えあいながら折る姿を見れました♪

↑カメラを向けたらサービスショットをくれました☺

また、最後の授業の様子もお届けします!

エンジン(切削・研磨する機械)を使用して石膏彫刻をしていました。今回は殻付きピーナッツを見本にして形を捉えていきます。

↑じっくり観察してますね👀!

殻を割り、中の状態を彫刻している学生さんもいましたよ♪

学生さんからは、

「美術の先生の知識が凄くて毎回勉強になってます!毎週授業を受けるのが楽しみなんです♪」

「彫刻がスゴく楽しいです!」

「絵を描くのは好きだけど、彫刻が苦手かもしれない💦」

「削っていたら少しずつ形になりました~!」

などの声を聴きました☺

他にも自画像、細密画などの授業がありました。皆さん上手くて驚きました(゚д゚)!

歯科技工士は「物を作る」職業と一括りになりがちですが、作るには形を捉える力が必要でその為に、作るものの参考模型をよく見てデッサンしたり、物を製作したりとします。

美術の授業が歯の彫刻、デッサン、ワックスアップなどと技工作業に通じている部分がありますし、国家試験にも実技試験があるのでしっかり繋げて欲しいです😊

人工歯排列

   こんにちは、歯科技工士科の山口です。

 

本科1年生の皆さんが入学して、そろそろ1ヵ月が経ちますね。

少しずつ、歯の基本的なことを学んでいますが、今回のブログでは義歯(入れ歯)の授業のことをお伝えしようと思います。

 

まず義歯(入れ歯)を作る時にはざっくりと、

 

①歯の無いところへロウで土台を作る。

②そこへ1本1本、失われた本数の人工の歯(人工歯といいます)を並べる。

 (※噛み合わせや歯の並びなども考慮しながら並べます)

③プラスチックなどの材料へ置き換えます。

④研磨や微調整をして完成です。

 

といった工程で義歯(入れ歯)が出来上がります。

文字に起こすと簡単そうに思えるのですが、もちろん技術・知識が必要になり、時間もかかります。

 

今回の授業では、義歯(入れ歯)の製作をする前に、義歯(入れ歯)の製作工程の①と②を練習し、理解してもらおう!といった内容になります。

↑バランスを見ながら、真剣に人工歯を並べています。

↑人工歯を並べ終え、ニッコリ😊

 

 

担当の先生にチェックを受けて授業を進めていきますが、無事にチェックが通ると一安心♪

 

実際に触れてみて経験することでより深く、材料の特性や性質を理解していってもらえると嬉しいですね♪

 

 

(歯科技工士科 山口)

フルデンチャー

こんにちは今年初投稿になります、歯科技工士科1年担任の小林です。

 

1年生では有床義歯技工学の授業で「全部床義歯(フルデンチャー)」を製作中です。「入れ歯」だと聞き覚えがある方もいると思います!製作には工程が沢山あるので、時間をかけて完成まで行っていきます。

 

↑先生のデモンストレーションを真剣に聞いた後、↓各自自分の席に戻り実習に取りかかります。

 

上の写真では人工歯(既製の歯)を並べている最中です。

人工歯排列は、ただ単に歯を並べるのではなく、歯の方向や咬頭(歯の山)の高さの順、並べる順番、咬み合わせの位置などを考えながらすべての歯(28本)を1本ずつ並べていきます。

 

人工歯排列が終了後、歯肉(歯茎)をワックスで形成していきます。歯も植物と同様に根っこ(歯根)があり、1本ずつ生えている方向に気を付けながら様々な道具を駆使して削ったり、盛直しをしながら作ります。↓

今回、担当して頂いた服部先生と写真を撮って休み前の授業は終了です。ほとんどの生徒が休み前に歯肉形成まで終わっていたのでホッと一安心♪

 

「義歯が楽しい!興味がある!この工程が好き!」などなど沢山の声を耳にします。

今は義歯完成に向けて、休み明けからワックス(ピンク)の部分をレジンに置き換えていく工程をしています。その工程も投稿できたらと思っていますのでお楽しみに!

 

歯科技工は様々な内容があるので得意、不得意は人それぞれありますが好きな事を多く見つけて欲しいなぁ~と思っています♪

では、次の投稿でお会いしましょう。

 

 

歯科技工士科1年担任 小林

顎顔面補綴ラスト!

こんにちは、歯科技工士科2年担任の山口です。

 

森下先生による、顎顔面補綴の授業が先週で全て終了致しました。

前回の授業ではシリコンに着色をし、以前製作した型へ流し込みを行いました。

(前回の様子はこちら

そして、最後の授業では固まったシリコンを方から外し、シリコンへ細かに着色をして完成させていました。

 

最初~シリコンの硬化までは、単色だったのでいまいち想像がつき辛かったと思いますが、着色を終え、出来上がったものは立体感やリアルさが出て、素晴らしい仕上がりになりました!

↑シリコンへの着色方法を皆さん真剣に聞いています。

↑赤色のシリコンにした模様(゜-゜)

(赤色のお鼻というと浮かび上がるのは、あれかな?)

 

↑着色を終え、各自鼻に鼻を装着しての記念撮影です☺

皆さんそれぞれの個性が出ていて素晴らしいですね!

 

↑金曜ロードショーで観かけたかも!

 

↑仲が良さそうで何よりです。(天狗とピノキオですね!)

 

 

皆さん終始楽しそうに授業を受けていました♪

遊び心を持ちつつも、しっかりと学業に励んでいってもらいたいですね☺

 

 

今週末から学生は冬休みに入ります。

最近インフルエンザや風邪が流行ってきているので、しっかりと予防と対策をとって過ごしていただきたいと思います。

 

 

(歯科技工士科2年担任 山口)

顎顔面補綴(がくがんめんほてつ)

こんにちは、歯科技工士科2年担任の山口です。

 

夏季休暇が終わり、後期の授業が始まりました!
歯科技工士科2年生の技工実習では、本校の卒業生で愛知医科大学病院にお勤めの森下先生より、シリコーンなどの材料を使って顔や身体の一部を回復する「エピテーゼ・プロテーゼ」(顎顔面補綴/がくがんめんほてつ)について学んでいます。

 

今回の授業では、“自分の鼻の印象(型)を採る”作業をしていました。

 


↑鼻と周囲の印象を採ります。

 


↑印象材が固まるまで少し待ちます。

 


↑硬化した印象材に石膏を流し、固まらせます。

 


↑硬化した石膏を印象材から外し、自分の鼻の模型ができました!

 

今後の授業で各自アレンジを加え、オリジナルの鼻を製作していくそうです。
ハロウィンも近いので、面白い仕上がりになると良いなと思っています😊

 

 

そして、今週の日曜日(9月23日)にオープンキャンパスがあります。

是非お気軽にお立ち寄りください!

 

 

(歯科技工士科2年 山口)

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