歯科技工専攻科「CAD/CAM技工学」授業風景
2020.09.25
歯科技工専攻科のCAD/CAM技工技工学でフルジルコニアクラウンの製作の実習です。
フルジルコニアクラウンはオールセラミッククラウンの中でもクラウンの全てをジルコニアで修復するものです。
ジルコニアフレームに歯科用ポーセレンを築盛するオールセラミッククラウンと特性の違いがあるため、その技法を学びます。
フルジルコニアクラウンではCAD/CAMシステムを用いてジルコニアを削り出すのですが、今回の実習ではクラウンの形態をワックスで作り、スキャナーを通してデータとして取り込んでCAD上で細かなデザインを行う方法で製作するため、ワックスアップを行いました。
ジルコニアは非常に硬い材料のため、最終的に焼きあがったものを修正することが困難なため、ワックスアップの段階でしっかりと形態を作り上げていきます。